鎖骨の痛み、慢性肩こり

Chiropractic

「カイロプラクティック」は、1895年にアメリカで生まれた治療法です。創始者のD・Dパーマー氏は
『なぜ、ある人は病気になり、同じ所で働く同僚は元気でいられるのか?』
を常に考えていました。そして、薬を用いず人間の自然治癒力を利用して、自然に体が回復する方法を基に創り上げられていったのが「カイロプラクティック」です。
自然治癒力を上げるとは、体の機能を回復、向上し、症状の再発や将来の疾病を予防、より健康な生活を目指すものです。(補完・代替医療 カイロプラクティック 金芳堂 より参照)

鎖骨の下のあたりが痛む。

Yさん  会社員 27歳

カウンセリング時の状態

一昨日の朝から、左の鎖骨の下のあたりが、腕を上げたり胸を反らしたりすると痛む。
仕事はデスクワーク。慢性的な肩こりはある。
明後日、週に一回通っているバレエの発表会(初舞台)がある。

初回検査

施術の流れ 姿勢評価・動作テスト

背中を反らす、首を右に回す、左肩を前に上げる真横に上げる動きで、患部に痛みあり。
立っている時の姿勢が、左に重心が偏っているのが観られた。

 

初回施術

主訴部分の組織の緊張が強いのと、筋膜の繋がりから、下半身(主には太もも)からの施術を始める。胸の筋肉とバランスを取り合う筋肉(拮抗筋)にあたる肩甲骨側の筋肉を緩めながら、主訴部分の緊張緩和を狙い、最後に患部(鎖骨部)周囲の施術にとりかかる。
左の胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)に緊張度の高いTP(トリガーポイント)が観られた。
明後日の発表会に備え、明日もみ返しが強くなければ、連日続けての施術を提案する。        (トリガーポイント疼痛パターン)

2回目

翌日。
もみ返しはなし。痛みは減った。この後リハーサルがある。
左の胸周りの筋肉は緊張が下がっているのが確認できた。左の首の後ろから肩甲骨の内側にかけて、過剰な筋肉の緊張が観られた。
また、腰から太ももの裏側にも硬さがあり、首の関節の動き(頚椎)が悪くなっているのを確認。前回同様、背中側のより硬さが目立つ筋肉、腕周り、首と施術を行った。
肩甲骨を緩ます体操を指導。

3回目

状態は良い。発表会本番も大丈夫だった。
慢性的な肩こりは仕事を始めた2,3年前から感じるように。重いものを持った時とかも感じる。
前回同様、首、肩周りをメインに施術。
この一週間、夏季休暇中だった為、仕事を再開してどれくらい負担が残るかを観て、その後の施術ペースを決めて行くことにした。

4~5回目

その後、鎖骨の下が痛くなることは無い。
仕事で、座っていて腰の下の方が痛くなったり、肩は疲れる。
Yさんは、腰から首の筋肉(脊柱起立筋群)、特に首の部分に負担がかかりやすい様子。その辺りがより緩まるように施術。座り姿勢の指導も行う。
また、より疲労が取れるように、全身の循環を促進させる施術も追加。

その後

月に一回のペースでメンテナンス。
寒い時期などは冷えて肩から首にかけてこりが強くなりやすいが、基本的には大丈夫。鎖骨の下が痛くなることも無い。

武蔵小山整体院担当より

子供の頃と、3年前から再開したバレエに週一回通われているYさん。ダンス(特にバレエ)をやられている方によく観られる、太ももの筋肉がしっかりしていて背中の筋肉の緊張が強い、という特徴がYさんにも観られました。おそらく、バレエでの体の使い方のクセによる影響も大きいと思いますが、加えてYさんの場合、デスクワークによる長時間の座り姿勢で下肢の血行不良、体幹が丸くなる姿勢の負荷がかかりやすい為、それらの筋肉に過剰な疲労の蓄積が溜まっていたと思います。そこへ初めての舞台となる為、いつもとは違うストレスが肉体的、精神的にも重なり、肩こりと関連性の高い鎖骨の下の筋肉の痛みが出たと思われます。
運動、そして好きなことが生活の中であることは体にとってとても良いことです。今後も楽しんで、週末のバレエを送れるよう、しっかりとサポートさせていただきたいと思います。

(注)改善は、症状・年齢・生活環境などにより個人差がございます 。