毎日の満員の通勤電車で気分が悪くなったり
とてつもない不安感に見舞われたり
吐き気や頭痛が毎日のように起きる
検査しても特に異常は見つからない
そもそも健康な体質だったのに・・・
そんな症状が続いて内科や心療内科でうつやパニック障害と診断を受けることがあります。
原因不明の不定愁訴に病名がつくことでちょっと安心感を得たりもしますね。
そういう方々によくよく生活習慣を聞いていると
仕事が趣味で息抜きできていない
風呂はシャワーですませることが多い
寝る前に仕事の情報をSNSでひろいながら寝落ちすることが多い
仕事で成長したいという意欲がとても強い
・・・かなり無理が重なっていることが多いようです。
身体が資本ということばがありますが
どんなに優秀な方でどんなに努力して成長しようとしても
その基本は健康であることです。
体力気力が充実していないとどんなに努力しても長期間安定して能力を発揮することはできませんよね。
病名を得て通院して処方を受けたり生活指導を受けて回復していかれると良いのですが、
回復してもまたカラダに負担の多い生活に戻ると元の木阿弥ですね。
適度な運動、良質な睡眠、バランスの良い食事ができていて、上手に気分転換がはかれていれば、カラダやこころは健全に機能するようになっています。
当院では、神経的な持続的緊張を開放する施術を行うだけでなく、良質な睡眠を促す生活習慣やエクササイズやこころがけなどを、おひとりおひとりの状況にあわせてご指導しています。施術の間にどんどん呼吸が深くできるようになり、辛い症状から少しづつ脱出できるようになっていきます。
病名をいただくことはそういう病気にかかったんだなということでありますが、また一方では動物としては不自然で無理な生活があったということに気づく機会なのかも知れないですね。生活やカラダの使い方を見直す大事なチャンスととらえることもできますね。