みなさんこんにちは!整体師の村井雅紀(ムライマサノリ)です。あなたは自分のパワー・スピードを上げたいとき筋トレを増やしますか?ストレッチを増やしますか?
なにごとも腹八分目とか、バランスが大事なんて言いますが、筋トレなどはトレーナーさんがかなり追い込んできたり煽ってきたりして、高い負荷をかけていくことで限界を越えて強くなることが知られていますよね。
10代20代の伸び盛りのころはそれでも良いですが、30代以降、ましてや40代50代をすぎると事情は少し変わってきますので注意が必要かもしれませんね。
それというのも回復力が落ちてくるからなんです。せっかくのトレーニングも疲労が溜まったりとか、下手すると筋肉の緊張がとれなくて短縮して自分でブレーキがかかった状態になり、可動域が小さくなったり、怪我しやすくなったり、パワー、スピードが落ちたりすることがあります。地味にブレーキがかかったまま、アクセル全開にするとそれはクラッシュしてしまいますよね。
疲労回復に必要な成長ホルモンの分泌のピーク年齢はご存知でしょうか?20代?いいえ、16歳がピークですよ。高校時代は相当無茶なトレーニングしても一日たてば意外とケロッとしてますよね。それは爆発的に成長ホルモンがでているので回復してしまえるのです。
そうした回復の経験・体験をもっているとアスリートもコーチも、中高年になっても相変わらず追い込んでしまうとすれば、それは要注意です。
調子にのってテンションあがって追い込めたとしても、後のダメージが大きく、地味にたまった筋肉疲労や持続緊張がブレーキになってパフォーマンスを落としたり、怪我を起こす下地になってしまうこともあります。
中高年になったら低下した回復力を補うことこそパワー・スピードの維持には必要です。肩甲骨や股関節の可動域をあげて動きの質を変えることでパフォーマンスをあげることもできます。ストレッチやヨガ、深呼吸などを増やして筋肉の緊張を解放し、体の軸を通して怪我なく効果的な動きができるように整体していきませんか?