みなさんこんにちは。整体師の村井雅紀です。あなたは四十肩・五十肩になったことありますか?もしくはそうじゃないかと不安になることはあるでしょうか?
「ゴルフをしばらくやっているうち治るよ」「ほっとけばそのうち治るよ」という話を聞くこともありますが、個人差があるのが五十肩・四十肩ですね。
専門的には肩関節周囲炎、英語ではフローズンショルダー(凍結肩)なんて呼び方になりますが、その実態の多くは『腕コリの悪化・慢性化』です。それをこじらせると関節の炎症になる場合もあります。区別が必要なのがインピンジメントや腱板の断裂ですので、痛みの経緯や運動や傷害の有無などを伺って必要に応じて動作テストを慎重に行う必要があります。
整体でわたくしたちが五十肩・四十肩の施術を効果的にするために心がけていることをいくつか少空きしましょう。
・股関節の可動域をあげる施術をする。
・手首、首の可動域をあげる施術をする。
・胸郭周囲の緊張を解消する施術をする。
・立ち方や歩きかたのコーチをする(つま先立ちをやめる)
・道具のつかみかた、握りかたのコーチをする。(鞄や包丁の掴み方を変える)
・・・などなど、肩関節以外の手当や身体の運用のコーチに力をいれています。
これはプロ野球やプロテニスプレーヤーに対して行われる肩の手当の応用とも言えるものです。
肩の可動域は単純に肩関節周囲の攣縮にとどまらず、全身疲労・全身緊張の結果、一番酷使されている肩に症状が発現しているものだとも言えるからです。
野球のピッチャーは腕でなげているようですが、実は足腰が重要で全身で投球していることを理解・イメージできると、五十肩治療のイメージもわくかも知れませんね。
ゆる立ちで深呼吸をすること
腹が収まり、丹田に氣が籠ると、手足が楽になる自由に動くようになる
野球のピッチャーは脚で投げている。