カラダ快適、ココロも余裕!みなさんこんにちは!地域のかかりつけ整体院、武蔵小山整体院です。
当院は平日昼間は乳幼児のお子様をお預かりして産後骨盤整体を行っています。
今日は子供の言語の発達と動画視聴について・・・。
実は私自身が言語の発達に問題を抱えていたことがあり、このテーマは興味深いのです。
わたしは両親共働きの一人っ子であったこともあり、テレビと百科事典が大好きなこどもでした。
家族団らんの記憶があまりありません。。。
そのため、知識量は豊富でクイズや受験勉強は得意でしたが、友達との意思の疎通がどうもうまくいってないなと高校時代に実感したものです。「コミュニケーション能力に問題あり」ということは社会人になってから企業人として組織の中でまた痛感することがいくつかありました。個人業績は比較的高いことが多く課長昇進も32歳くらいだったのですが、チームで円滑に対話をすすめ成果をあげるようになるにはだいぶもたついた覚えがあります。多様な経験をして痛い思いをして、さらにカウンセリングを重視する整体の現場で意思の疎通について座学でも実践でもより深く学びなんとか人並みに対話できるようになったのは実は40代なかばすぎからかも知れません。自己承認、人間信頼、自他への敬意、思いやりを確りもてる状態になければ円滑なコミュニケーションは成立しませんよね。
言葉の発達は家族のぬくもりとセットであるようです。
動画やゲームは乳幼児の好奇心を刺激してあまりあるものですし、最近では2歳児でもYoutubeのチャンネル登録や広告のスキップもつかいこなすとかITリテラシーの高さ(?)は磨かれる環境にあるのですが、人と人との対話のスキルはAIまかせとはいかないようです。動画やゲームに親しむ時間が長いと刺激に反応して報酬系が満たされる依存的な脳になっていくようです。意思疎通の能力は情動や思考とセットのもので両親や家族との肌のぬくもりやまなざし、語りかける口調や響きをともなって発達するのもであり、決して2次元の画面から学習できるものとは違うらしいです。
おそらくはわたしがそうであるように、あとから回りみちをしてでも獲得できるスキルでもあるかも知れませんが、あらゆる基盤にかかわる能力ですから乳幼児のころからできるだけ順調に発達できるようにしたいものだと思います。