みなさんこんにちは!あなたは寝違えたことありますか?
わたしは数年に一度、冬場に寝違えることがあります。嫌なものですね。
先日、日曜日の朝に首が動かなくて苦しんだのですが、翌日は左右の鎖骨の上下が痛みました。そして右首がつらくなったり、右首が辛くなったり、痛みのポイントが変化しながら4日ぐらいで解消しました。
原因はいろいろありそうですが、今回については毎日片道5kmの自転車通勤にありそうでした。寒い中、ノートパソコンを背中に背負っての通勤で、坂道も結構アップダウンありますのでついつい肩や胸や腕に力が入っていたようです。
毎日のヨガも足まわりは良く動かしていましたが、そういえば上半身は不足気味でしたね。
冷えと重さと坂道でハンドルを手前に引き込むような運転による蓄積疲労が限界を超えて、寝違えとなって現れた感があります。
さて、スポーツタイプの自転車の運転で「ラクダのコブを背中につくれ」という話をあなたは聞いたことがありますか?猫背っぽくいたほうが流体力学的に空気抵抗が少ないのかな?と思っておりましたが、今回の寝違えを機会に取り組んでみると、なんと体幹の安定感が飛躍的に向上することを実感しました。
上半身の手首・肘・肩関節の遊びがなくなり、クロスバイクのハンドルと上腕と体幹部が一体化したモノコックボディとなり、剛性が高まってブレることなくペダリングのエネルギーがギアに伝わる感覚になったのです。これで坂道の上りも平坦な道でのスピード走行も格段に余裕がもてるようになりした。
どういうことを工夫したかと言うと、
1.ハンドルを握るのは小指薬指をメインに親指と人差し指は添えるだけ
2.身体を立て二つに割って背中を山に胸を谷に二つ折り(肩を前に巻き肩にする)
3.ハンドルを手前に引きつけるのをやめて楽に構え、むしろ左右から中心に寄せるようにする
ここまでやるとやや「なで肩」「巻き肩」になるのですが、見事に肩と首の力みが消えてなくなり、
交差点などでの左右確認の動作が大きくスムーズになりました。肩の力みが全くもってありません!
ついでに、ペダリングも工夫をして「小指薬指でかるくつかみながらペダルを回す」と、膝や足首の負担がなくてぐんぐんスピードがでます。まるでお猿さんがハンドルを回すようです。お試しあれ。