みなさんこんにちは!整体師の村井雅紀です。あなたは慢性疼痛にながらく苦しんでいたりしませんか?
・はじめは軽い腰痛・肩こりだった
・年を追うごとにそれが重くだるくなってきた
・ときどきぎっくり腰や寝違えになることがある
・湿布や電気をあてても埒が明かない
・あれこれ手当しても埒が明かない
・外科手術を受けようか悩んでいる
・抗不安薬の服用をすすめられたことがある
・できれば薬や手術はさけたいとは思っている
そんな方はご自身の生活習慣や思考にかたよりがないかを検討してみても良いかもしれません。
慢性疼痛は筋肉の不随意収縮による血行不良によるものと考えられます。不随意収縮とは自分の意思とは関係なく筋肉が収縮したままで緊張を続けている状態です。
筋肉不足で一定の姿勢を続けている方、逆に運動により筋肉量が多くなっていて一定の姿勢をつづけることが多い方の両方に起きる状態です。
適度に運動して、栄養と睡眠の状態がよく、ストレス解消やセルフケアがうまくいっている方は不随意収縮がおきにくいと言えます。
姿勢については「正しい姿勢」を取り続けていれば良いわけではなく、多様な姿勢に変化しつづけること、ときどき軽い動作をして緊張解除することが大切です。正しい姿勢があるとしてもアウターで固めるような姿勢づくりではなく、コアと末端がリンクするような自然体姿勢を身につけることが大切です。武術家やヨガやダンサーが身につけているような呼吸をともなった姿勢づくりです。
睡眠の質は疼痛の回復にとって重要なことです。寝る前30分はスマホやPCなど強い光を放つものやテンションの上がる音楽や情報は遠ざけて、ストレッチや深呼吸、日記をつけるなど穏やかに締めくくって深い睡眠にはいれるように習慣づくりをすることが大切です。
痛みに意識を集中したり、姿勢を意識しすぎたりすると慢性疼痛を助長することもあります。できるだけ身体の痛くない部分に意識をむけたり、回復した場合に楽しみたいことなどの希望に意識を集中する時間をできるだけもちたいものです。
慢性疼痛は心理的社会的要因(精神的ストレス)が回復を遅らせるとも言われています。自分の感情と素直にむきあって、吐き出して、ネガティブになることもある自分を容認していくことも回復をすすめる意味で大切な場合があります。