10代のころ視力回復訓練を受けていたことがあるわたしですが、あまりにも辛くて挫折したことがあります。視力表のCの字が並んだボードを遠くからひたすら眺めては近くの自分の手の指を見ることを繰り返す訓練だったのです。
「視力回復なんて無駄だよ、どうしても回復したかったら山にこもって木こりになるしかないよ。テレビも観たいし受験勉強だってするんだろう?」町内のメガネ屋の主人にそう言われたことをキッカケに訓練をやめてしまいました。
ところが、ちゃんと受験勉強しながら視力回復した人がいました。当院のクライアントさんのひとりです。
その方は地方の伝統校から関西の国立大学に進学されて大手光学機器メーカー勤務でご活躍されている方です。
天文に興味が強くてずっと星空を眺めていたロマンチストでもあります。そうです、よく言われるように「山や海や星空、遠くを眺めていると眼にいいんだよ」ということを自然となさっていたようです。そのことで2.0だった視力が4.0まで上がったそうです。すごいことですね。
視力回復訓練のように凝視をしていくのではなく、「ぼんやり広く眺めることで視機能は回復しやすい」ことが最近の研究でもわかってきているのですが、その方は自然とそれを実践されていたのですね。
ちなみにわたしは最近の視力回復プログラムを受けて0.08だった左眼で0.3までは見えるようになってきました。街では裸眼で歩いているのですれ違っても気づかないかもしれませんのでそのときはご容赦くださいね^_^