みなさんこんにちは!整体師の村井雅紀です。あなたは「産後は骨盤がひらくからね」「それ産後で骨盤が開いているんじゃないの」「産後は骨盤がひらくからあ~」・・・とかって、どう思いますか?
そもそも骨盤は開くのでしょうか?
それはYESでもありNOでもあります。
骨盤を形づくるのは大まかにいうと、中心に逆三角形の仙骨とその両側にある寛骨(腸骨)ということになります。そのつなぎ目を「仙腸関節」といい、それは数ミリの可動域をもつと言われます。また出産時には直径10cmほどに産道を確保する必要がありますので、出産の時には骨盤周囲の筋肉や靭帯がゆるんで「ひらく」というか「ゆるむ」状態になるのです。そしてそのゆるみは、出産直後からひきしまりはじめて、数日から1~2周間のうちに落ち着いていきます。
ところが、いつまでも膝・股関節・腰の違和感痛みがとれなかったり、疲れがとれなかったり、肩・首・手首が傷んだりすることが続くと「骨盤がひらいているからでは」という話になっていたように思います。
当院では2007年頃から産前産後のケア(産後は乳幼児お預かり整体)をしてきました。
その実績経件と助産師さん産婦人科の経営者の方とのお話を総合していえることは「問題は骨盤の傾き」「骨盤と股関節の位置関係」ということになります。
骨盤がぱかっとひらいているわけではないのですよ。大転子のポジションと骨盤の傾きのことですよ。
妊娠中にお腹がせりだして、つま先重心になった上で左足もしくは右足に偏って身体をささえることが増えてくるので、そうした歪みがでてくるわけです。骨盤も前傾したり後継したりねじれたりしていることが実態です。
当院では豊富な経験にもとづいて、あなたの骨盤や姿勢全体の状態を見極め、必要な施術と必要な姿勢指導、歩き指導、抱っこやベビーカーのコツなどをコーチしてまいります。
産前・産後でなにかお困りお悩みの方はお気軽に当院にご相談くださいね。