みなさんこんにちは!整体師の村井雅紀です。あなたはご自身の身体の左右差気になりますか?シンメトリーでないといけないと思い込みありませんか?
身体の左右差はある程度あるのが自然体です。程度問題で矯正が必要な場合ももちろんあります。
シンメトリーであるはずの体操選手や水泳選手ですら利き腕や利き足の方が筋肉は発達しています。国体選手クラスでもそうです。「軸腕で支え、利き腕でリードして軸腕でフォローする」「軸脚で支え利き足で踏み出し蹴る」という基本の動きがパフォーマンス高い方ほど機能しています。また「テニスプレーヤーの利き腕の肩が下がっている、剣士の右肩が下がっている。」ことは一般的にも知られていることです。
内蔵を見てみると、肝臓は右側が大きくふくらみ左は細くなっており、腎臓の位置も左高右低です。その関係で腰をひねる動作も左右で可動範囲が違います。左の方がねじりやすいはずです。人間の身体はアンドロイドではないのですからシンメトリーにできてはおりません。ですから人間である以上は左右に違いがあることをまず過剰に恐れる必要はないのです。
眼にも「利き目」がありますので、長時間PCやスマホを見ていると自然と首にねじれがおきますから左右どちらかが疲れやすくなることが起きます。
長時間座る生活の方は軸足がわの足腰が違和感痛みがでやすいですし、長時間激しい運動する方は利き足側の足腰にトラブルが起きやすいものです。例外的に足回りに捻挫・骨折や手術の経緯がある方はそれが逆側に起きることもあります。整体師は外傷歴・手術歴を把握する必要があります。
また腕についても長時間パソコンをする方などは、利き手はマウスやペンやお箸など多様にダイナミックに動作しますが、軸手は地道にタイピングするだけとか茶碗を支えているだけの静的な機能をしますので軸手軸腕から動作不良が起きることが一般的には多いです。これも外傷歴・手術歴・矯正歴にもよります。
軸足軸手の過剰な負担により、それを無自覚にかばってしまい、利き手利き足の負担をまして利き手利き足に違和感・痛み・トラブルが起きる場合もあります。運動歴や運動習慣を把握しながら整体師はご来院者のトラブル脱出やパフォーマンス向上を図っていきます。そういった意味では左右バランスの調整・身体軸の調整は必要になってきます。