みなさんこんにちは。あなたは胃もたれや胸やけすることはありますか?年末年始など暴飲暴食しやすいシーズンや夏バテしやすい熱い季節も気を付けたほうが良いかも知れませんね。
暴飲暴食もさけたほうが良いですが、少ない量であっても食べ方や、姿勢や呼吸も大切になってきますので、今日はそのあたりをお話していきましょう。
口は第一の消化器官です。唾液に含まれる消化酵素の働きと歯によって細かくされることでその先の胃腸の負担が軽減されるのですね。「ひつとくち口に含んだら20~30回は噛みましょう」といわれます。
数字を数えながらだと味気ないものですから「ありがとうございます」と唱えると10回だよとも言われます。わたしは自然の風景を思いうかべながら食べることでゆっくり味わうことができるので、そのようにして早食いを予防しています。
食道から胃の入り口にあたる噴門は横隔膜を貫通しています。その横隔膜が広がって固まっていると噴門が緩んだ状態になってしまいますね。呼吸が浅い状態で姿勢が固めっていると、食後に横たわると分泌した胃酸が逆流しやすいと思われます。その胃酸が食道の内壁を傷つけると不快感がおきますよね。
そうならないためには、日ごろから固定した姿勢でいつづけることなく、適度に動いたり深呼吸して、柔軟で伸び縮みするしなやかな横隔膜を維持するととが大切になってきます。
是非みなさんも小さな工夫の積み重ねで、快適な胃腸を守ってくださいね。