みなさんこんにちは!本日は整体事例|顎関節症の男性30代のケースです。
昨年の秋から顎関節症の症状(あごが外れそう、耳から顎にかけてコリコリ音がする、ひっかかって顎が動きにくい、舌が痺れる)に悩まされていた。
半年間、歯科に通って抜歯をはじめかみ合わせ改善の治療をうけ、マウスピースもつかう ようにしているが症状が変わらないため武蔵小山整体院に来院した。

1回目:頭蓋全体の緊張バランスの改善・左上腕部・左腹部の緊張緩和を行う。
左の顎がなりやすい。噛み締めタイミングにズレがある。
顎関節緊張緩和のエクサイズAを指導する。
2回目:あまり変化がなかった。股関節の違和感を感じた。朝は比較的ましだが夕方が辛い。
咬筋・側頭筋・外側翼突筋・胸鎖乳突筋などを調整する。
左右の噛みしめタイミングが揃ってきた。
3回目:初回よりもだいぶ楽になった。顎の体操は実行している。
顎ストレッチを指導する。左股関節・左肩関節の可動域アップの施術。
4回目:舌のしびれがなくなってきた。まだ顎のズレ感がある。
施術の前後ではコリコリするクリック音はしなくなった。
足首・趾にゆがみがあるため、その矯正施術。
5回目:かなり調子が良い時間が増えてきた。肩関節の動きもよくなっている。
腹部の調整を加えていき、体幹の緊張を抜く。
6回目:口が開けやすい、クリック音しない、ズレ感がない、舌のしびれが時々出る。
口の乾きが少しある。
顎の体操Bを指導する。
7回目:あきらかにコリコリ感が減ってきたと実感している。左顎にやや違和感が残る。
体幹部の緊張をとり、体軸が安定する施術をしていく。
8回目:顎はほとんど気にならない。肩と脇腹の違和感も解消。
一旦集中的な施術を完了し、しばらく月1回程度のメンテナンスへ。
初回はとても困った様子をされていましたが、順調に回復されて、表情も明るく眼力もしっかりしてこられたのが印象的でした。睡眠の質もあがって疲労感も解消されてきた様子でした。歯科治療では解消できなかった場合でも全身の緊張バランスからみていくと解決の緒と再発予防も導き出すことができるかと思います。顎関節症でお困りの方はお気軽に当院にご相談くださいね。