ONE PIECEと解剖学②

こんにちは。河原です。前回につづいてONE PIECEのキャラクターとともに人間の進化について考えていきます。

写真が切れていて分かりにくいですが腰椎の横の出っ張りを肋骨突起といいいます。肋骨が退化した名残と考えられえているそうです。

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今回は死んで骨だけブルックに登場してもらいました。彼は、よみがえりの能力を持っていたのですが、死後の魂が肉体をさがして漂流しているあいだに、肉体が白骨化してしまいました。しかたなくガイコツのまま生き返って動いているというキャラクターです。

こうやって冷静に文章で説明してみると漫画家の発想力ってすごいと、改めて感服します。

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私たちは、ブルックのように胸部にだけ肋骨が付いているガイコツを見慣れているので何の違和感も感じません。しかし同じく二本足でたっていた恐竜の化石をみてみると首~胸~腰までみんな肋骨がついてるのに気付きます。私の地元福井県には有名な恐竜博物館がありますので、お越しの際は是非ご覧になってください。

つまり人間は胸以外の肋骨を退化させて今の形になったんですね。

おかげで、首は振り向いたり、かしげたりする動きが、腰は曲げたり伸ばしたりねじったりする動きができるようになりました。胸に比べて首・腰の動ける範囲が広いのは実際に動かしてみるとよく分かります。

反面、首・腰は構造的に弱くなりギックリや寝違え・むちうちなど、さまざなトラブルに見舞われることとなったようです。首・腰は、もともと弱いものだ、だけどがんばっているんだ、と言うことが分かれば「もっといたわってあげなくちゃ」と言う気持ちになれますね。